|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 望郷 : [ぼうきょう] 【名詞】 1. homesickness 2. nostalgia ・ 年 : [ねん, とし] 1. (n-adv,n) year 2. age ・ 映画 : [えいが] 【名詞】 1. movie 2. film ・ 画 : [かく, が] 【名詞】 1. stroke
『望郷』(ぼうきょう、原題:''Pépé le Moko'')は、1937年に製作・公開されたフランスの映画である。撮影は1936年。アシェルベ(アンリ・ラ・バルト)の小説を基にジュリアン・デュヴィヴィエが監督、ジャン・ギャバンが主演した。詩的リアリズム路線の代表作の一つとされる。当時のフランス領アルジェリアの中心都市・アルジェが主な舞台となっている。 1938年にハリウッドで『』(監督:ジョン・クロムウェル、主演:シャルル・ボワイエ)としてリメイクされている。 == あらすじ == アルジェの一角にあるカスバは路地が入り組み、諸国からの流れ者が集まる無法地帯となっている。フランス本国から逃れた犯罪者ペペ・ル・モコ〔ペペ(Pépé)とは、ジョゼ(José)やジョゼフ(Joseph)などの男性名の愛称。ル・モコ(le Moco)はトゥーロン(南仏の港湾都市)の出身者、とりわけ船乗りを指す俗語である。〕(ギャバン)は、いつしかそこの顔役となり、情婦イネス(ノロ)、忠実だが若く思慮の浅い子分ピエロ、短気で金のことしか頭にないカルロス(ガブリオ)らに囲まれながらも、威信にかけて逮捕に臨むフランス警察の追及も厳しく、カスパから一歩も出ることができなかった。一方、地元の敏腕の刑事スリマン(グリドウ)は、ペペと普段から会う奇妙な関係を保ちながら、カスバの住人を敵に回すことを避け、ぺぺがカスバから出る逮捕のチャンスを伺っていた。そんなある日ぺぺは、逮捕を狙ったフランス警察の捜索(もちろん、逮捕は失敗)のどさくさで、カスパを訪れた故国の女性ギャビー(バラン)と知り合い、彼女に惹かれる。これをチャンスと見たスリマンは、ギャビーとぺぺの逢瀬の手引きをし、二人は恋仲になる。しかしスリマンの策略により、ギャビーはぺぺが死んだと教えられ、パリに帰ることにしたため、後を追おうとしたぺぺはまんまと波止場におびき出されるかっこうになり、客船に乗り込んでギャビーを探しているところを逮捕されてしまう。手錠をかけられ連行されるペペはギャビーの乗る客船を空しく見送る。そのとき、ギャビーが甲板に姿を現した。彼女に向ってペペは「ギャビー」と叫ぶが、その声は汽笛にかき消されてしまう。ペペは隠し持っていたナイフで腹を刺して死ぬ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「望郷 (1937年の映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|